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コラム

人工芝の設置場所別メリット 野球:庭・ベランダ・屋上

「子どもが野球の練習をできる場所を家に作りたいけれど、天然芝では芝刈りが追いつかない…」

「庭だけでなく、ベランダや屋上でもキャッチボールはできるの?」

家族の笑顔のためとはいえ、施工方法やメンテナンスの負担が分からなければ、人工芝を敷く決断は簡単ではありません。

この記事では、DIY好きのお父さんが抱える疑問を解消すべく、庭・ベランダ・屋上それぞれに人工芝を敷いた場合のメリットや手入れのコツ、信頼できる施工業者の選び方まで丁寧にご紹介します。

なぜ今、人工芝×野球が注目されるのか

野球好きのご家庭が人工芝を導入する最大の理由は、「安全性」と「ストレスフリーな練習環境」です。

天然芝や土のグラウンドに比べて人工芝はクッション性が高く、転倒時の衝撃を和らげます。さらに、雨の後でも泥はねを気にせず素振りやキャッチボールができる点が魅力。

特に小学生のお子さまがいる場合、塾や学童から帰った後のわずかな時間でも裸足で思い切り走れる環境は、運動機会の確保にも直結します。

設置場所別メリット&デメリット

以下では〈庭・ベランダ・屋上〉それぞれに人工芝を施工した場合の特徴を整理します。

設置場所 主なメリット 主なデメリット 推奨芝丈 施工日数(目安)
  • 広いプレーエリア
  • 外観アップ
  • 雑草処理が必要
35〜40mm 1〜2日
ベランダ
  • 生活動線近くで練習可
  • 排水勾配に注意
20〜30mm 半日〜1日
屋上
  • 眺望◎
  • フラットで均質
  • 荷重と防水対策が必須
25〜35mm 1〜2日
  • 芝丈は野球のボール転がりを想定した推奨値。クッション性重視の場合は+5mm を目安にしてください。

庭に敷く場合

  • 庭×人工芝のメリット

    • 広いキャッチボールゾーン
      フライ捕球の練習も可能。フェンスを設ければ隣家とのトラブルも防げます。
    • 外観向上
      年間を通じて鮮やかな緑を維持し、景観を大幅にアップグレード。
    • 雑草抑制・泥汚れ防止
      防草シートを併用して夏場の雑草抜きを大幅削減。雨の日の泥はねもゼロ。
  • 庭×人工芝で注意すべき点

    • 排水と下地整備
      水はけが悪いと苔やカビの原因に。砕石+転圧で勾配を確保します。
    • ヘビーユース対策
      ピッチャーマウンド周辺は摩耗しやすいため、リペア芝を用意すると安心。
    • DIY難易度
      100㎡を超える場合、自力施工は転圧不足や段差発生のリスク大。専門業者がおすすめ。

ベランダに敷く場合

  • ベランダ×人工芝のメリット

    • 家事と練習の両立
      洗濯物を干すついでに素振り練習、という“ながらトレーニング”が可能。
    • 防音・防振効果
      コンクリートに比べ打撃音やステップ音が約30〜40%低減し、階下への配慮にも。
    • 転倒時の安全性
      狭いスペースでもクッション性が高いので安心して遊ばせられます。
  • ベランダ×人工芝で注意すべき点

    • 排水口の確保
      芝を敷くことで排水が滞ると漏水リスクが高まります。排水口周辺は芝を切り欠いてメンテスペースを確保。
    • 日照と湿気
      北向きベランダは乾きにくくカビ発生の恐れ。通気性の高いドレインマットを下地に使うと◎。

屋上に敷く場合

  • 屋上×人工芝のメリット

    • 全天候型プライベートグラウンド
      眺望を楽しみながらノック練習やティー打撃も可能。夜間照明を設置すれば仕事帰りでも活用できます。
    • 断熱・省エネ効果
      止水シートと人工芝の二重構造により、夏場の室温上昇を最大3℃抑制 (当社実測値)。
    • 資産価値向上
      屋上ガーデンは不動産査定でプラス評価を受けるケースが多い。
  • 屋上×人工芝で注意すべき点

    • 耐荷重の確認
      芝+下地マット+充填材で約10〜15kg/㎡の荷重。屋上防水層の耐荷重を必ず確認。
    • 防水維持
      芝の下に湿気が滞留すると防水層劣化を招くため、通気マットと排水勾配の確保が必須。
    • 風対策
      高層階では強風で芝がめくれる恐れがあります。専用接着剤+ピン固定を併用。

メンテナンスとコストの比較

項目 ベランダ 屋上
雑草処理 必要(年1〜2回) 不要 不要
掃除頻度 月1回ブロワー推奨 週1回ほうき掃き 月1回ブロワー
耐用年数* 8〜10年 6〜8年 7〜9年
施工費(㎡) 7,000〜10,000円 5,000〜8,000円 9,000〜12,000円

*耐用年数:裏面のウレタンの厚みと使用頻度で変動。練習量が多い場合は+1〜2年を目安に部分張替えを検討。

家族のライフスタイルに合わせた選び方

「休日に家族全員でキャッチボール」派 ―― 庭が最適

週末になるとご家族そろってキャッチボールやノック練習を楽しみたい方には、やはり敷地の広さを最大限に活かせる庭がベストです。

広めの人工芝を敷設すればフライを高く上げても十分に対応でき、ゴロのバウンドも安定。さらに人工芝のクッション性が転倒時の衝撃を和らげるため、スライディング練習やダイビングキャッチにも安心して挑戦できます。

庭まわりにフェンスやネットを併設すれば、隣家や道路へのボール飛び出しを防げるので安全面も万全。雑草対策用に防草シートを同時に敷けば、夏場の草抜きの手間もほぼゼロになり、保護者の負担を大幅に軽減できます。

ご家族の成長に合わせてバッティングケージを設置したり、ティー用スタンドを常設したりする拡張性も高く、長期的に「わが家だけのグラウンド」を育てていけるのが庭設置の大きな魅力です。

「平日夜でも短時間練習」派 ―― ベランダを有効活用

平日は仕事や塾で忙しく、練習時間を確保しづらいご家庭には、生活動線上にあるベランダが最適なミニグラウンドになります。

20〜30mmの短めパイルの人工芝なら、ボール転がりが滑らかで素振り練習、トスバッティング、簡単な足さばき練習にぴったり。打球音や踏み込み音をコンクリート床よりも30〜40%カットできるため、近隣・階下への音配慮もスマートです。

排水口まわりを切り欠いて水はけを確保し、通気性の高いドレインマットを下地に敷けばカビや悪臭のリスクを低減。さらに室内の練習マットと組み合わせることで「室内でフォーム確認→ベランダで実践」というシームレスなトレーニングサイクルが実現します。

子どもが寝る前に10分だけ素振り、という使い方でも汗や泥を気にせずサッと終われるため、忙しい平日の運動不足解消に非常に効果的です。

「休日はBBQも楽しみたい」派 ―― 屋上ガーデンがおすすめ

アウトドア志向が強く、週末はBBQやティーパーティーも楽しみたいご家庭には、屋上への人工芝敷設が一挙両得の選択肢です。

眺望を活かした開放感抜群の屋上は、ストレス発散に最適なミニグラウンドに変身。25〜35mmのやや長めのパイルを選べばクッション性が高く、ティースタンドを設置しても安定感◎。

人工芝と防水層の間に通気マットを敷くことで断熱効果が生まれ、夏場の室温を最大3℃抑えられるため、室内環境の改善にも寄与します。

加えて屋外用家具や大型テントを置いても芝葉が倒れにくく、美観を長くキープできます。欠点となりがちな風対策は、専用接着剤とピン留めの二重固定に加え、立ち上がり部分を巻き込み施工にすれば強風地域でも安心です。

また屋上キャンプや星空観察など、多目的なレジャー空間として活用できる点も大きなメリット。「家族で遊ぶ」「友人を招く」両方に対応できる贅沢な生活ステージを作りたい方に最適です。

当社の施工事例

当社が施工させていただいた事例からいくつかご紹介します。

安全で快適な人工芝はプロにお任せください

ここまで、人工芝の安全性・快適性・選び方のポイントについて詳しくご紹介しました。

人工芝は正しく選び、適切に施工・メンテナンスを行うことで、生活を充実させてくれます。泥汚れや害虫、面倒な芝刈りから解放され、ワンちゃんや裸足のお子さんも一年中のびのび走り回れる――そんな理想の暮らしを人工芝なら実現できます。

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